スピンオフの龍が如く見参をやったのはワタシの大好きな「和モノだから」だったけど、メインの龍が如くシリーズをやり始めたのは、この4が最初だ。
母の大好きな成宮くんが出ているから、というのがきっかけだったけど、やりはじめて一時間。
歴代の主人公である桐生ちゃんは出てこず、秋山という新キャラでストーリーが始まり、その展開にすっかり心捕まれてしまった。そのキャラがワタシが一番大好きな声優である山寺さんだったことも勿論あるけれども。
そして他シリーズをやっていないとわからないであろう部分がたくさんあって、わからないことがとても悔しかった。
こんなにも面白いのに、わからないなんてくそうくそう!
でもまぁ最後までやればわかるんじゃないか、そう思いながらストーリーを進めたけど、どんどん面白くなっていくのに、どんどんわからなくなっていく(;´Д`)
とうとうエンディング直前まで進めたけど、わからない部分が多すぎることがどうしても納得いかなかった。
なんかすごい面白いけどどうしても意味がわからない悔しいくそうくそう!
だから4は一端エンディング直前で止めて、前のシリーズをやりはじめた。
龍が如く1
龍が如く2・3
そして満を持して龍が如く4をクリアヽ(´ー`)ノ
…えーと、どういう話だったっけ?(;´Д`)なんとなく覚えてるけど…
いやあー前のシリーズ全部やるというものすごい遠回りしたからなぁ。
エンディング直前で止めてから1年くらいたっちゃってました… あはは。
というわけで、プレミアムニューゲーム(クリアデータそのままでニューゲーム)でもう一度メインストーリーだけサックリ進めておさらいしました。
やっぱり、面白かった! 2周目やっても面白かった!
ゲームだけに限った話ではないけど、続編モノって1がまずヒットして、次の2は「1をもっと昇華させたもの」とか「1でできなかったことをやる」などして1より面白くなりさらなるヒットになることが多い。そして3を出すことになるんだけど、やりたかったことは2でやりつくしてしまい、かといってそう画期的なこともできず要素を増やしてボリュームを出したり、パターンやバリエーションを変えて変化をつけてみたりで「お茶を濁す」的なモノができがち。でも1&2が大ヒットした実績から3は期待値が高いために微妙な内容でも結果の数字だけは出るんだワ。
そして4ではついに本格的にやることがなくなってしまい、画期的な大改変をすることになる。その結果がイイものになるかダメなほうにいっちゃうかっていうのはそれぞれだけど。
シリーズもので、だいたい3とか4あたりで、評価がぱっくり割れるものが多いのはこういう流れからだと思うんだよね。
これに当てはまるシリーズって、きっといくつも思いつくんじゃないかな。
それでいうと、龍が如く4って、ものすごく大成功したパターンだと思う。
ナニが大改変かってそりゃーもうキャラクターでしょ。シリーズきっての主人公である桐生ちゃんが出てくるのはほんのちょっとだけ。ものすごくわかりやすい、ありがちな改変方法だよね。
1→2→3とボリューム追加と機能改善だけで突き進んできていて、ストーリーももう完結しているものに付け足し付け足しして、4ではもうやることなかったはずだ。新キャラだすっていったって、このシリーズにおける桐生ちゃんの存在感はハンパないんで、最後は絶対桐生ちゃんいないとこのシリーズ締まらない。
そういうことをちゃんとわかっていて、桐生ちゃんとかVシネ感(馳星周風味)とか神室町とか、そういう龍が如くシリーズに絶対必要なものだけをきっちり残しておいて、残りをきれいに新しくしちゃった。
ぶっちゃけ、このストーリーちゃんとオチてるかっていったら、びみょーなとこだと思う。
でもちゃんとシリーズの残ってる感というか受け継がれてきてる感があっていいんだよ。
秋山も冴島も谷村も。キャラクターみんなにそれぞれ桐生ちゃんっぽさが残ってるっていうか、残し方がほんとウマイなーと。
大改変といっても、変えなくていいとこはなるべく変えないでおこうっていう、手間をかけたくなかったのかなんなのか、相変わらずの保守路線ではあるところに成功のカギがあるきがする。
ゲームの2周目をやることって滅多にないんだけど、それをやったっていうだけで、かなり評価高いって証拠だよ。
システム面とか操作面とかには相変わらずもっとやりようあっただろと思うんだけど、とにかくストーリーのデキがよくて。4の真の主人公は秋山だと思ってる。 後付けと付け足しでここまで面白くできちゃっていいの!?
2周目プレイはustreamでもたくさんの人に見てもらえて、楽しくべらべら長時間っていうお得意コースでプレイできてほんとに楽しかった。
OMOSIROスピンオフの龍が如くof the ENDも秋山でてくるし、是非やりたいと思います。1年後くらいにな!