最近見た映画

スパイ・ゲーム

夜眠れないときに、dビデオで何か映画でも見ながら横になろうとおもって、吹き替え版のある洋画で目についたやつがコレだった。見始めたら、野沢那智と山寺宏一と深見梨加と野島昭生と石塚運昇が喋り倒す映画でして、寝れるわけないよね(;´Д`) 結局眠れずに最後まで見てしまって朝がキマシタ。
ブラピだから山寺さんだろうなーと思って見たらまさかの野沢那智が喋り倒しまくりでもう寝れるわけねーわ。
映画の内容も面白かったし(;´Д`) スパイの師匠が野沢那智で、スパイの弟子が山寺宏一なのね。もうかっこいいのなんのって。俺のための映画すぎた。

仮面の男

夜眠れないときに…略。その➁ もちろん吹き替え版です(;´Д`)
見始めたらもーーーおっさんかっけえええええ
ジョン・マルコヴィッチかっけええよおおお!!!しかも声が大塚芳忠さんでうおおおおお
なんでこんなおっさんらがかっけーのかと思ったら、コレ三銃士の話がベースなのか(;´Д`) よく知らないで適当にみはじめたもんで途中で(名前で)気づきました。だって最初は、同じアレクサンドル・デュマの「鉄仮面」だと思ってたんだもん(;´Д`)タイトルが仮面の男だしさあ。でもこれ「鉄仮面」+「三銃士」だったのかああうおおおお
ダルタニアンがすごい北欧顔でほんとイケメン…あんな隊長かっこよすぎるでしょ…あの銃士隊のマントで乗馬とかまじヤバイ!!!
ポルトスはギャグ要員なんだけど戦闘になるとマジかっこいい…銀河万丈ボイスだし!
アラミスの修道服姿がふつくしすぎてもう…田中秀幸ボイスだし…
つかやっぱアトスだよジョン・マルコヴィッチだよおおおかっこよすぎですホント…
最後おっさん4人がおそろいの銃士隊の制服で揃うのとかもうかっこよすぎて…
つかもー若いイケメンの王にあんなイケメンじじいが3人(4人)も仕えるとかマジ理想郷すぎる…
萌えしかないんだけどこの映画!やばい!!おっさん萌えやばい!!
あ、レオナルド・ディカプリオはいつもどおりっすね(;´Д`)いつもこのひとのケツアゴが気になりすぎるんだよな…
声はいつもどおり草尾毅でした。草尾毅の持ち役だからね(;´Д`)

グリーンゾーン

おもしろかったです。反米つうか反ブッシュなプロパガンダ的映画? プロパガンダにしちゃぬるいけどまあそういうかんじ。なんだけどさ、これアクション映画のカテゴライズでいいの?(;´Д`)
イラク戦争の話なんだけど、Wikipediaからあらすじひっぱってくると

ロイ・ミラー率いるMET隊(移動捜索班)は、WMD(Weapon of Mass Destruction;大量破壊兵器)の隠された倉庫があるという情報のもと出動したが、そこは何もないただの廃工場だった。作戦の失敗はこれで3度目であり、ミラーは情報に誤りがあるのではないかと主張したのだが、上官はそれを無視しようとする。

納得できないままの次の作戦の途上、イラン・イラク戦争を経験したイラク人フレディの情報提供をきっかけに、断片的な情報が段々と繋がっていく。アメリカ政府の高官パウンドストーンの妨害に合いながらも、戦争の原因たる情報の提供者「Magellan(マゼラン)」に同じく怪しさを感じるCIA捜査官や記者を味方につけ、隠された真実を追う。

っていう話で、大量破壊兵器あるかないかの話から、ないという真実を追うCIA側(と主人公のミラー)と、それを隠そうとするペンタゴン+マスコミ側と、置いてけぼりのイラクさんという話に注力しすぎてて、なんでメリケンさんが大量破壊兵器はありまあす!っていう事実が欲しかったのかのトコロは全く描いてないのでなんだかなあという感じ。そのわりにセリフにいちいち説教くささがあるんでなんかほんと微妙っつか中途半端つか…。
そこだけ気持ち悪さが残るけど、他のとこは全体的に面白いよ。

ていうかさ、音の使い方とか画面の使い方が、めっちゃ最近のヒロイックなCall of Dutyっぽくて超うける。いやそう見えるのはCoDのほうが映画みたいな演出方法をとってるからなんだけど、でもCoD4のほうがこの映画より先だし(CoD4が2007年発売、グリーンゾーン公開は2010年)、なんかもう見てる時ずっと、CoDの映画バージョンだ…CoDのスピンオフだこれ…と頭の中でつぶやきっぱなしだったので、これはひどいゲーム脳ですね。
ホント最近のCoDのキャンペーンやったこと/みたことがある人はこの映画ぜひ見てみて欲しい。めちゃくちゃCoDっぽいから。近年のCoDのヒロイック傾向の物語を楽しめてる人にはこの映画めっちゃおもしろいと思う。

そうじゃない人には微妙だろうなっていうか、さわりだけでもイラク戦争知ってないとこの映画のプロパガンダな部分に洗脳されるんじゃないかな…。戦争を題材としててもプライベートライアンみたいな「人」にフォーカスした話だとまだわかりやすいけど、ずっとその戦争の原因ってトコが主軸だから、多少なりとでも政治の知識つか戦争の知識ないと面白くない。マットデイモンファンの日本の女性とかってこの映画どうみたのか興味あるわ逆に。
政治に興味あるひととか戦争映画すきな人にはおすすめできるけど、そうじゃない人には全くオススメできん 笑。

だからこれ…ホントにアクション映画のカテゴライズでいいの…?(;´Д`) 確かにアクションはあるけどさあ…。
dビデオのタグ機能は面白いけど、こういう時役にたたんなあと思いました。プロパガンダはまだアレだとして、せめて戦争映画とかいうタグをつけてくれないと…。

dビデオのグリーンゾーンについてるタグ
dビデオのグリーンゾーンについてるタグ。おもしろいけどタグ機能の意味ないのがいっぱい…。

スカイ・クロラ

意外とおもしろかった。もっとつまんないかと思ってた わらい

わかりにくいのはいつもの押井作品なんだけど、まだわかるほうだと思うよこれ! 前半の会話とかが伏線になってるんで、あとからああそゆことね、みたいにちゃんとわかる! 設定でよくわかんないところはあるけど、物語的にわからないところってないんじゃないかなあ。つか設定のわかんない部分は意図的にボカしてるようなとこあるんで、適当にこっちで解釈していいんだよねきっと。

全体的な荒廃感っつうの? なんか閉塞感とか不安定感とか倦怠感とか、タバコの描写とか部屋の描写とか、そういうのはさすがの押井守ってかんじ。あと犬な。わらい。部屋の外からとおくで犬の鳴き声が聞こえるとか、ああいうの、ホントいいなーと思います。すごい好き。なんかこう、コントラストの低い、細かい描写がかさなって、全体的にずうっとせつない香りがしてるのいいよなあ。こういう陰鬱とした押井作品は嫌いじゃないので個人的には満足。オチとか物語にもそんなうおおおみたいな展開期待してないしな。ま、いまだ押井守にビューティフルドリーマーみたいなのを期待してる人には期待はずれだろうとは思います。ぼくもうそんなん期待してないんでいいです わらい。

ぼくそんなに作画オタじゃないけど、本田さんとかうつのみやさんとか有名で特長ある人のパートはさすがにすぐわかるなーと思った(;´Д`)。全体的にそんな激しい動きがある映画じゃないからすんごい細かい芝居とか入ってるわけで、だからこそ地味な動きがすごすぎて浮いてるんだよ、わらい。ボウリングのところとか、草薙がなくところとか、草薙がかわいそうなんかじゃない!って怒るところとか。いやしかし、歩いてるだけ、立ってるだけ、座ってるだけの芝居みたいなのがすごい多くて、ああいうのを作画で淡々と見せてるってすごい贅沢だなあって思った。
そうそう、この作品全体の雰囲気は陰鬱としてるんだけど、絵的にはさわやかスッキリなんだよなスカイ・クロラって。この違いがキレイにまとまってるのがなんかきもちいいっていうか、めっちゃ写輪眼使いそう。わらい(;´Д`) まあしょうがないよな。

声は本業の声優さんじゃなくて役者さんだけど違和感はないです。しっくりきてると思う。というか逆に声優さんのアニメ芝居だったらこれ違和感あるだろうなー。アニメなんだけど、歩いて立って座ってみたいな普通のシーンがとても多いので、それぞれの役者さんの普通なときの芝居がきちんと声で見えてイイと思いました。

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