殺戮に至る病

ぜんっ・・・・・・ぜん意味わからなかった(;´Д`) 最後の一ページの最後の行を読んでも、「?」 わからなすぎて、最後のページを数回読み直しました。 「え?」ではない。「????????」である。 文庫版を読んでいたので、その「?????」のまま、後ろにある書評を読んで、やっと、最後のページの意味を理解した。 それでも「えー!?」という感じではなく、「・・・は?どこでそういうことになったの・・・・・・?」という、きわめて物わかりの悪い感じで。 やっと、ミスリードさせられていた、と理解しても「ウワ …

ささらさや

とっても面白かった!! こういうお話はスゴク大好き! Amazonを見ているときに、ふとあらすじが目にとまって、これは絶対わし好みだ!という直感で読んでみたら、まさにビンゴ! とてもほんわりしたお話で、普段過ごしてる中でちょっと腑に落ちないことを、死んだ夫が出てきて真相を教えてくれる。 ミステリーとして読むとものすごく物足りないと思うけど、ちょっと不思議な感じのする小説。 とってもあたたかい感じの、きもちのいいお話だと思う。 ラブロマンスよりも、こういう、いつでもそばにいて支えてくれる家族愛的な …

まほろ駅前多田便利軒/ジャージの二人

まほろ駅前多田便利軒 離婚して便利屋やってた多田の前に、高校時代に嫌いだったクラスメイト行天があらわれて、多田の仕事場兼家に転がり込んできて、二人で生活しはじめて……みたいな話。 なんつうか、わしには銀魂の銀さんとマダオのBL同人誌みたいにしか読めなかった。文もちょっとラノベ的なくどい書き方してるところもあったりして余計に。エピソードそれぞれは面白かったし、細かい描写も結構好きというか、結構どころではなくかなりツボだったのだけれど、結局何だったの、っていうとBL同人誌だったなぁとしか。この「まほ …

月の扉

前図書館にいったときに借りようと思ったんだけど、なくて。 こないだの祝日(11/23)に図書館に行ったら、あったので借りてきました。 前のも適当なオススメだったけど、そのオススメきいた時、他にもいろんな人が色々挙げてくれてて。その中に、この本を「俺が今から読む本」つって挙げたひとがいたんだよね。厳密にいうと、それオススメじゃねえダロ。 なんか変わったミステリーで面白かったよ! いやー、だって、飛行機ハイジャックすんだけど、その中で殺人事件が起こるの。ハイジャックされた飛行機が、密室っていう、密室 …

異人たちとの夏

今年の夏、J-WAVEを聞きながら仕事をしていたとき、何かの番組で「この夏の一冊」みたいなコーナーがあって、この本をお薦めしていたのをきいて、ラジオから語られるそのあらすじがものすごく面白そうだったので、ずっと、読もう読もうと思っていたけど、すっかり秋から冬になってしまいました。 妻子と別れ、孤独な日々を送るシナリオ・ライターは、幼い頃死別した父母とそっくりな夫婦に出逢った。こみあげてくる懐かしさ。心安らぐ不思議な団欒。しかし、年若い恋人は「もう決して彼らと逢わないで」と懇願した…。 てのがあら …

脂肪の塊

こないだの日曜に、図書館に借りにいきたい本があったので、どうせ行くならついでにもう一冊何か借りようと思って、色々お勧めしてもらった中で、図書館にあったのが、「脂肪の塊」。モーパッサン。 「なんかすごいタイトルで気になってるから読んでみてよ」とかいう適当なおすすめだった。でも読むぜ! 読むのが遅いので、薄い本っていうのもちょうどよかった。通勤電車で読んだ。 「脂肪の塊」はなんていうか、デブの娼婦が親切にした金持ちどもに手のひら返されていじめられる話。それも、こっちがおなか減ってるのに隣でニヨニヨ美 …