今度の休みに

今度の休みに母とキルビルではなくマトリックスレボリューションズを見に行くことになったので、母にリローデッドを見せました。ネオが飛ぶシーンやらカーチェイスのシーンとかトリニティを生き返らせるシーンなどで「なんでやねん」やら「ほんまかいな」やらぶつぶつ突っ込んだり、「あはははっ・・・」と嘲笑を見せていました。それをみてやっとわかったんだけど、普通のヒトがみたらソースがナニかとかマッタク関係なく、ただ“今までにない”娯楽映画、として見れるんだなこれ。ネオが空をすごい速さで飛ぶのだって、今までは「スーパーマンだから」という意味がわかるのかわからないのか、なんか理解できないことを無理矢理わからせられているような理屈をもってしか、人が空を飛ぶ映画なんてなかったのに、マトリックスみたいに近未来(?)映画で状況にきちんとした理屈も、人が飛ぶ理由も全部設定にある状況で飛ぶから、今までと映像的には大してかわりはしないのに、なんか新鮮に「おもしろい!」と感じるんだよ、多分。というか、今までそうやって今までと違う少しの変化だけで映画はヒットしてきてるんだから、もともとそういうもんなんだよな。基本は、黒澤映画だよ。やっぱ。もうワシらがみてもなんの面白みもない黒澤映画だけど、あれは映画の古典なんだなーと。
でも母にリローデッド鑑賞させたのは、マジで面白かった。ネオと預言者とかの理屈の会話の時はウトウトしてる癖に、アクションシーンとかになると急にじーっと見出す。で、ボソっと「ほんまかいな」と言って嘲笑。「思わず言うてまうわ」って。完全に娯楽の部分しかみてないもんな。
でもワシは何度見ても「よくできた設定の映画」以上の何モノでもないなぁ。映像もすばらしいけど、なんかマトリックスは設定勝ちのような気がする。
あと昨日の日記でキルビルは見ません、と書いて「なんでみないんだよ!」といわれたのですが、タランティーノの映画は見ても「よくできたパロディ構成だなー」としか思えないのはわかっているので見ません。タランティーノのそういうところは大好きなんですけど。誰かが、ワシがユマ・サーマンに似てるとか言い初めて、ギニャ・サーマンコとかトップヴァ・リューとかアホなことゆってるからではないですよ(^Д^)ゲラゲラ

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