総評としては、だいたい1クールでお話をひとつ終わらせるという事に期待してないし、そもそも1クールアニメはマンガの宣伝のようなもの（アニメ化したというハクをつけるような？）だと思ってるので、終わり方がグダグダだろうと続きはマンガでお楽しみくださいという意図だと思うのでいかにそのマンガの雰囲気を表現できてたかでいうとエマもLOVELESSもよかったんじゃないかなぁ〜と思うよ(´ー`)
・エマ
メイドとご主人様の恋というのはアニメでもこういう現実的な終わり方をしちゃうのか！(;´Д`)結局一時的な淡い恋でおわるのかメイドとご主人様という恋愛は！！マンガではジョーンズ坊ちゃんが「あの時おいかければよかったか、かけおちでもしていれば」と後悔するシーンがあるんだけど、まさに「あの時おいかければ」がアニメでは実現しているのに、アンタおいかけても結局「エマさーん」で終わってしまうのかよ！なんというかジョーンズ坊ちゃまらしいというか(;´Д`)あまりに愕然としてしまったので、思わず会社の隠れオタクの人に「現実的！」とメールを打ってしまいました。でも、10話でエマと玄関で抱き合ってメイド達が「わぁ〜」っていうシーンがあってよかった！無理矢理感あったけど！本当はメルダース家の前で抱き合うんだけど。つか10話からはちょうど漫画ではすれ違いまくりのところなので、無理矢理にでも引き合わせないと話が終わらなかったんだろうけどな。最終話に一瞬だけ出たドロテア奥様が高島雅羅でピッタリすぎというか久々に名前みたというかたったあの一瞬のために高島雅羅なんて豪華すぎ。ターシャの声も典型的なとこできたな。シェスカ（ハガレン）といい、やっぱドジっ子（天然っ子）の声はこうでなくちゃな！多分最後の「幸せが戻ってくる、って花言葉なんですよ」が最大の救いの部分だと受け取らなければいけないんだろうけど、なんかそういう終わり方ってジャンプの打ち切り漫画みたいだね！
・LOVELESS
最終話の導入部あたりで、ああーこういう立夏の精神成長的なまとめでいくのかな、と思ったらいきなり謎のワードの伏線がもちだされてきて清明の影がちらついて急展開！いまさら急展開かよ(;´Д`)でなにやら夢オチで無理矢理オチつけてそのままエンディング。「そのとき何かが始まっていた・・・」ってもう終わったんだよ！と突っ込んでしまいました。つか10話まではそこそこよかったよと思うんだよ、くぎゅうもエロかったし！しかしなんで11話と12話をかけて収束方向に持っていかないかなぁ〜11話のサービス話なんていらないよ(;´Д`)面白かったけど。まぁでも元々よくわからない世界観の上の話だったからこういうよくわからない終わり方でも見れてしまうのはさすが高河ゆん・・・なのか？ワシ的には皆川純子のエロヴォイスがこんなに堪能できるなんて想像もしてなかったので大満足のアニメですが。