ストーリーは盛り上がりにかけるけど、巷で酷評されてる程悪くはないよこれ。この映画に出てくるおもちゃみたいなチープな日本像はすごい好き。和モノ大好きなワシとしては、なんかもうたまらないモノがあるね。純和風も好きだけど、こうゆう演出された和っていうかアジアンな和もすきだわー。秋葉原にあんな和の弁護士事務所あったら面白いよね、ハリウッド的で。どこいってもフランス語通じるとか、わさびだけ出してくれる店なんてどこにあるんだよとかゆって、あんな日本ウソだ！という理由でこの映画叩くのはおかしいとおもうよ。だって映画だし。映画は絶対忠実な日本像描かなきゃいけないのか？踊りにいくっつってﾀﾞﾝﾚﾎﾞやるところとか最高だよ。広末も意外にカワイイし。TVでは吹き替えが真綾声だったのでな(´ー`)真綾ｶﾜｲｲ。やたらアップの多いTV的なｶﾒﾗﾜｰｸも映画で見たら酔うよこれ、と思ったけどｶﾒﾗの出すﾘｽﾞﾑ感はこの映画には重要かも。あんまりﾏﾄﾓに撮るとｼﾞｮｰｸ日本がおかしく見えるもんなぁ。ｼﾞｬﾝﾚﾉのおっさん演技とかお腹でちゃっててｲｲﾈ。映像的な部分はすごいｲｲんだけど、ｽﾄｰﾘｰがなー。えっ！これで終わり？と思う。いかにもﾘｭｯｸﾍﾞｯｿﾝ的な脚本なんだけど、最後の盛り上がりのなさは異常。起承転結でいうと転がない感じ。あとからｽﾄｰﾘｰ思い出してみると、ちゃんと起承転結あるんだけど、承の印象が薄くて、転が承みたいな印象になっちゃう。まぁでもわかりやすい娯楽映画ではあるね。ワシは結構面白いと思うんだけど、日本人から見たら許せないんだろうな、これ（笑